今回は、「木巾木」の施工事例について、お伝えします。
こちらのお部屋はペット飼育による汚れや隙間があり、建具強化洗浄と補修工事(隙間埋め)での対応でした。
木巾木は、家のフレームにおける縁取りのようなものです。
まるで絵画の額縁が絵を引き立てるように、部屋の境界を整え、空間全体の美しさを引き立てます。
一方で、傷や汚れが目立ち、いくら他の部分がきれいでも「管理が行き届いていない」という印象を
与えかねません。
木巾木は、壁や床、天井の境界に使われる日本の伝統的な木製部材で、江戸時代に広まっていきます。
江戸時代といえば平和で安定した時代の中で、さまざまな文化や技術、社会制度が発展しました。
現代もなお、和風の家で使われる木巾木も、時代の流れにとともに今後は環境に優れたデザイン性や
多機能性を持つ素材として進化していくといわれています。
今回のような施工は物件全体の印象を底上げするためのコストパフォーマンスの良い方法として、
管理会社様がオーナー様に提案できる施策のひとつです。
今後も、空間を一層魅力的にするお手伝いをさせていただきたいと考えております。
物件管理の細やかな部分にまで目を配り、入居者にとっての快適さと、オーナー様の資産価値を守るために、
今後とも最善の施工を提供し続けます。