今回は、原状回復工事にて、古くなった音声のみのインターホンをモニター付きのインターホンに交換した事例をご紹介します。
既存のインターホンを取り外し、配線の状態を確認しました。
配線が問題なく使用できる場合はそのまま活用し、劣化している場合は新しく引き直します。その後、新しいモニターホンを設置し、室内モニターと玄関子機をしっかり固定。
電源を接続した後、映像と音声のチェックを行い、問題がないか確認しました。
モニター付きインターホンに交換することで得られるメリットは多く、日常の安心感が大きく向上します。
従来の音声のみのインターホンでは、相手の声だけで判断しなければなりませんでした。
しかし、モニター付きインターホンなら訪問者の顔をしっかり確認できるため、見知らぬ人が来た場合でも不用意にドアを開ける心配がなくなります。
これにより、不審な人物や不要なセールスに対しても、インターホン越しに断ることができるようになり、直接対応するストレスが減ります。
夜間の訪問者をしっかり確認できる赤外線カメラ付きや、録画機能付きのタイプもあり、特に、女性の一人暮らしや高齢者の入居者様にとっては、大きな安心材料となります。
このように、防犯対策と利便性の向上を同時に叶える設備として、モニター付きインターホンへの交換は非常におすすめです。入居者様の安全を守るだけでなく、物件の魅力を向上させ、競争力を強化する効果も期待できます。
既存の配線を活用できる場合は比較的スムーズに交換できるため、費用対効果の高い設備投資として、ぜひご検討ください。